からあげ三昧

推しの話がしたい

わたしの理由ーーーー『邂逅地点』に寄せて

 

 

2023年5月27日

東京国際フォーラムAホール

Special Reading Live ”邂逅地点“

これで、ソロアーティスト活動は一旦休止期間に入る。

 

わたしは、このライブで一区切りだと明言された日から、当日の自分の精神状態がどうなるのかが気になっていた。

わたしが想定していたシチュエーションは、アンコールの最後の曲が『Pleasure』で、「終わらない歌を歌おう」というフレーズを聴きながらタオルをぶん回すわたしは何を考えるのか、というものだった。

「終わるやんけ」と怒るのか、「終わらないよね」と嚙み締めるのか、感謝の気持ちしか浮かばないのか、初めて現場で泣いてしまうのか、はたまた、推しに依存していない今の自分は特に心が動かないのか。

最後は『Pleasure』だろうと思ったのは、過去のライブの構成を踏襲しそうだと考えたからでもあるし、優しい下野さんのことだから、「終わりじゃないよ」という希望を持たせてこの活動を結ぶだろうと思ったからでもあった。

 

 

 

でも、わたしは下野さんのことを全く分かっていなかった。

アンコールの最後に選ばれた曲は『I'm Home』。

 

「未来へ踏み出そう」と歌う、旅立ちの歌だった。

 

これで締めるつもりなんだと気づいた瞬間、血の気が引くような心地がした。分かっていたつもりだった彼の覚悟の強さを肌で感じて、もう戻れないのだという実感がやっと沸いたのだと思う。

一瞬も見逃したくなくてステージを凝視している間も当然に時間は経っていき、楽曲が中盤に差し掛かった頃、下野さんの声色にどんどん涙が滲んできた。

ラスサビはもうなんとか歌っているくらいだったけれど、最後、絞り出すように、でもはっきりと言い聞かせるように歌ってくれた

君が僕の 僕が君の 

理由になる なれるだろう

というフレーズ。

これを聴いた瞬間、この7年間の思い出が走馬灯のように駆け巡った。

 

下野さんは、ずっとわたしの「理由」だったから。

 

 

受験勉強のモチベーションは「はやく大学生になって下野さんのライブに行けるようになりたい」だったし、

大学生になってからも、わたしは後ろめたいことがある状態で下野さんに会いたくないので、ライブ前に課題を全て終わらせていた。

くたくたになってもほぼ毎日アルバイトしていたのは下野さんに会いに行くためでしかなかったし、就活は、ライブに行けるように土日休み且つ有休が取りやすそうなところしか受けなかった。

採用1年目の年、暇すぎてサボりそうになったときは「この姿、下野さんに見られても平気?」と自分に問いかけて、マニュアルを読んで勉強する時間に切り替えたり。

最近は、ライブまでに利息を払っていない人間になっておきたくて(笑)、ちょっと無理して奨学金を全額繰り上げ返済したりもした。

 

下野さんを理由に頑張ってきた数々の思い出が一気に蘇って、懐かしさと寂しさに襲われたけれど、すぐに幸福感がそれを上回った。

なぜなら、わたしは、わたしたちファンが彼の「理由」になれている自信があるからこそ、この歌詞が響いたのだと思ったから。

 

何度も「恩返しがしたい」なんて言ってくれて、いつも「ありがとう」「大好き」と伝えてくれて、信じられないくらい優しい目で客席を見渡してくれたおかげで、わたしは彼の紡ぐ言葉を其のまま真っ直ぐに受け取ることができる。ファンとしてこんなに幸せなことが他にあるだろうかと思うと、胸がいっぱいになった。

 

 

 

つまり、わたしの事前予想は完全に外れた。そもそもアンコールの曲が違ったし、わたしは怒るでも泣くでもなく、この7年間で与えてもらったものの大きさに改めて気づいて、幸せで満たされて終わったのだ。

 

 

正直、今はとってもとっても寂しくて、もう暫くあの場に行けないなんて信じたくない。でも、楽曲たちとそれに付随する記憶はいつまでも残るし、わたしたちには今日まで貰った愛に溢れた言葉が沢山あるので、それらをお守りにしてこれからもなんとか生きていこうと思う。

 

 

ソロアーティスト・下野紘さん。

わたしの理由でいてくれてありがとう。

そして、めっちゃくちゃ幸せなファンでいさせてくれてありがとう。

 

どうか、踏み出した先の未来が世界一明るいものでありますように!

 

I'm Home

I'm Home

  • 下野 紘
  • アニメ
  • ¥255

 

推しが40歳になりました

 我が最愛の推し、下野紘さん。40回目のお誕生日おめでとうございます。

 わたしがあなたを知ったのは、あなたが31歳のときでした。

 そのころのあなたは、年齢に見合わぬ童顔で、笑い上戸で、無免許無資格で、特技は即興ソング。でも、ステージで歌うことはあまり好きではなさそうで、自分に自信がなさそうでした。ソロでの歌手活動はしないと言っていました。そして、自分は声優であるというプライドを、何より大切にしていました。

 

 

 

 とにかく童顔でお肌がつるつるで、31歳なのにスーパーでお酒を売ってもらえなかった下野さん。

 10年近く経った今も、童顔は童顔ですね。L.A.のカジノでは年齢を言うと笑われてしまいましたし、初見の方には40歳には見られないんじゃないでしょうか。でも、わたしはここ数年で顔つきが急激に変わったと思っています。わたしが最初に「あ、顔が変わった」と思ったのは2018年初めでした。きゅるるんと可愛らしい様子から、可愛らしさは残しつつも凛とした雰囲気になったように思います。同年夏~秋頃は筋トレとダイエットの効果が目に見え始めた時期でもあり、全体的にシャープになったように思います。とはいえ、その印象の変化はダイエットの効果のみによるものではなくて、内面の変化が滲み出てきたものなのだろうと思い、わたしは勝手にしみじみしておりました。

 

 笑い上戸なところは、昔ほどではなくなりましたね。わたしは、下野さんの笑い声をもっと聴きたくなったことがファンになったきっかけなので、息も絶え絶えに笑っているところが滅多に見られなくなったのは少し寂しいです。でもそのぶん、ツボにはまって涙を流しながら笑っているところを見られると出会った当時を思い出してとても嬉しくなります。あ、でも、フルフラットの会場でのイベントでも1回はステージにへたりこんで笑うのは勘弁してほしいです。完全に視界から消えてます。かわいいお顔見せてください。

 

 即興ソングのクオリティは、年々上がっていていつも驚かされます。昔から文句なしに凄い才能の持ち主でしたが、最近は音程を派手に外すことが無くなり、バラエティのネタの域を超えたと思います。少なくともわたしは、即興ソングが披露されるときは息を止めて歌に集中するようになってしまいました。これからも、鳥肌モノの名曲がたくさん生まれるのでしょう。楽しみです。

 でも、即興ソングでは歌い慣れていても、それ以外の歌をお客さんの前で歌うことはあまり好きではないのかな、となんとなく思っていました。「歌に苦手意識がある」とはずっと聞いていましたし、それ自体は正直、そりゃそうでしょうね、と思っていました。でも、彼が自信がないのは歌唱力だけではなくて、基本的に何においてもあまり自信がない様子でした。

 わたしは、それがずっと寂しかった。あんなに素敵なひとなのに、彼のことが大好きなひとはそれはそれは沢山いるのに、彼自身が自分を好きでいてくれないのが寂しくて寂しくて、正直ちょっと腹立たしくて。実は一時期、ラジオでの卑屈な発言が多いように感じて、聴くのがつらくて一切のラジオを遮断したこともありました。その時期はわたし自身がメンタルにまったく余裕がなく、ネガティブな感情に敏感だったせいもあるのですが、それくらいわたしは彼に自分を愛してほしかったし、自分に向けられている愛を素直に受け取ってほしかったのです。ネガティブなところは簡単には変えようがないのは分かるけども、せめて、自分では自信が持てなくても、これだけ愛されているから大丈夫だと思ってほしかった。

 

 そのように思っていたところに、突然訪れた2016年1月1日。アーティストデビューが発表されました。

 オタクならだれもが何枚も貰ってきたであろう日ナレのチラシを見てもわかるように、下野さんは「声優である」ことに精神的支柱を立てている方です。だから、下野さんはアーティスト活動はしないだろうと勝手に思っていました。でもこの発想は、いま振り返ってみるととても軽薄でした。

 下野さんは、「声優だから、『声優』の活動範囲から動かない」のではなく、「『声優』という帰る場所があるからどこにでも行ける」方だったのに。

 

 

 心配性な下野さんが心を決めて、大きく一歩踏み出してから、4年。彼の目まぐるしい変化に何度心を揺さぶられたことでしょうか。

 まず、ステージを楽しんでくれるようになりました。最初のライブ*1は緊張がわたしにも伝播するほどガッチガチで、楽しむ余裕など無い様子でしたが、最新のリリースイベントでは心から楽しそうに、振り付けも流れるようにこなしながら歌ってくれました。

 歌もホンッッッッッットにうまくなりました。誰が聞いてもわかるくらい明らかに。本人も堂々と言えるくらいに。技術においても、喉を傷めないための口形や筋肉の使い方が「明確にわかるように」*2なったと明言するようになりました。

 ファンからの愛をより素直に受け取ってくれるようにもなりました。以前からファンの思考回路をよく知っている方ではありましたが、わたしたちファンがどれだけ本気で好きなのかを、ライブの空気で感じられたのが大きいんじゃないかと思います。最初のライブでは「なんでみんなこんなに優しいんだろうね」と、ファンからの気持ちにまだ少し不思議そうにしていたひとが、3年後のライブでは「僕だけじゃなくていいです、大切な人を思い浮かべながら歌ってください」*3と、みんな下野さんのことを大切に想っていることを前提にしてくれたとき、嬉しすぎて喉の奥がキュッとなりました。

 

 

 そして、2016年1月1日以降の下野さんの挑戦は、歌手活動のみにとどまりませんでした。実写ドラマ出演、二度の舞台での主演、実写映画の主演まで。声優という枠に収まらない、いろんなお仕事に挑戦されました。

 でも下野さんは、その度に「いい経験になった」「声優の仕事の仕事に還元できる」とおっしゃいます。「どんな仕事も声優の延長線上にある」*4から、それは声優のする仕事ではないとか、それをやったから声優でなくなるとか、そういうことではないんです。むしろ、新たなジャンルのお仕事に挑まれる度にその延長線が伸びて、彼の世界が広がるのだと思います。

 アーティスト活動を始めて、「声優の仕事が好き」「声優の仕事が向いている」*5と改めて感じたという下野さん。昔から大事にされてきた軸が、新たな一歩を踏み出したことによってより強固になったようでした。

 

 人生におけるいちばんのプライドは変わらないまま、新たな道に進むたびに、より素敵に変化していく下野さん。わたしは、変わらないところを感じれば出会った頃のときめきを思い出して好きを実感し、変わったのを感じればまた好きなところが増えてしまいます。こんなに幸せなオタク人生があっていいんだろうかと思うくらい、あなたに出会えてからずっと楽しいです。

 

 

 

 

 

 わたしが好きになったころのあなたは、年齢に見合わぬ童顔で、笑い上戸で、無免許無資格で、特技は即興ソング。でも、ステージで歌うことはあまり好きではなさそうで、自分に自信がなさそうでした。ソロでの歌手活動はしないと言っていました。そして、自分は声優であるというプライドを、何より大切にしていました。

 わたしが好きな今のあなたは、年齢に見合わぬ童顔で、笑い上戸で、無免許で、ラーメン検定を取って、特技は即興ソング。いろんな面で自信がついて、ステージで歌うことを楽しんでくれるようになりました。ソロでの歌手活動を始めました。実写でのお芝居もされました。そして、自分は声優であるというプライドを、何より大切にされています。

 

 

 

 我が最愛の推し、下野紘さん。お誕生日おめでとうございます。これからも、あなたが目指すあなたになっていくその道程を、遠くのほうから見守らせてください。

 変わったところも変わらないところも、全部全部大好きです。

 

 

 

*1:わたしが行ったのは全4回公演の最初の回でした

*2:『声優男子。2018Winter』より

*3:リーディングライブ『sympathy』夜公演にて。わたしは確かに聞いたと思ってるけど、レポで見かけてないので幻聴なのかもしれない

*4:『TVガイドVOICE STARS vol.8』より

*5:『声優男子。2018Winter』より

2019年オタ活まとめ

「今年ぜんぜん現場行ってないから書くことない~」と言っておきながら、やっぱり思い出は文字で、且つオンラインで残さないと!と思い直したため、スケジュール帳を片手に、現場に限らず2019年の趣味に関することでまとめておきます。

 

1月

 現場初めは、『クロノス・ジョウンター』の上映会。人生初の秋葉原は、想像していた通りのオタク空間だったので感動した。推しの初主演映画を観て、フォロワーさんと話し倒して、銀座のお店でリップに推しの名前を彫ってもらうという濃い一日だった。

 

2月

 声優バラエティ番組のイベントに気のおけない友人を連行し、それをメインに観光を楽しんだ。浅草では食べ歩きしつつ『さらざんまい』のCMに映る場所を探し、横浜ではみなとみらいの夜景が綺麗なホテルに泊まり、その部屋で友人(某ラップコンテンツの腐女子)が、ベッドの上に革ジャンと赤いパーカーを雑に置いてギャーギャー言うなど、オタク全開の2泊3日を過ごした。めちゃくちゃ楽しかった。3日間笑い続けたけど、立て替えていた旅費を現金で受け取ったら中に推し紙幣が混ざっていたのがいちばん爆笑した。f:id:crazyaboutthem:20191222212058j:image持つべきものは愉快なオタク友だち。

 

3月

 コンセプトシングル『sympathy』発売。歌詞が好きすぎてリピートの手が止まらず、なかなか朗読パートを再生できなかった。

 あとは、アホみたいにバイトしていた記録しか無い。

 

4月

 シクパに通った。自分的初日に最前ドセンをゲットし、目の前で翔ちゃんが歌って踊ってくれる体験をした結果無事頭がおかしくなり、三度目くらいで「今のファンサわたし宛てでしょ!?」などと沸けるくらいに成長した。ほんっと楽しかった。円盤化してくれf:id:crazyaboutthem:20191223104801j:image

 

5月

 この月から忙しくなり始め、バイトも遠征もなかなかできなくなる。

 そんな中行った、わたしがいちばん好きなアーティスト現場。リーディングライブ『sympathy』。声優としてのプライドを感じる構成も、忙しい中稽古したであろう殺陣の映像も、ツアーより格段にアップデートしてきた歌い方も、勿論ちゃんと覚えているし、この人が大好きだ、と思った。でも、アンコールにて、何故か帰ろうとしないオタクに向かって即興ソングに乗せて言い放った「また会う機会つくるから 今日は大人しく帰れ」があまりにも、あンまりにも好きで、これがいちばんの思い出になっている。ほんと申し訳ない。アンコールだけでいいから映像化してください

 

6月

 クロノス・ジョウンターがやっと関西で公開されたので、映画館に何度か足を運んだ。

 そして、マジLOVEキングダムが開国され、こちらも映画館に通った。初入国の際は後方の席を取ってしまい、オタクの完成や野次(?)のリアリティがツボに入って笑いすぎてしまった。前方に座るとアイドルの声がメインに聞こえると知って以降は前方のセンターを取り、やっと世界観に没入することができた。平日の朝からライブ上映を鑑賞し、星型のライトをカバンに忍ばせたまま授業を受ける日が続いた。

 月末には喋-LIVEがあった。めちゃめちゃに笑い転げた。思い出深いのは、『鈴村さんに引いてもらえたら推しの即興ソングに繋がるであろうアドリブワード』を考えて提出したところ、見事にその通りになり、思い描いた流れで即興ソングにいたるという奇跡が起きたこと。これも会場が映画館だったので、すごい頻度で映画館に居た月だったな、という印象。

 

7月

 クロジ 第18回公演『ポリトゥスの蟲』。今年のベスト現場決めるなら迷わずこれ。涙腺バリカタ女が2回観て2回泣いた。正直、わたしは下野さんが出演されていなければ自発的に観劇しに行くことはないので、下野さんのお陰でまた素晴らしい作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいだった。また舞台でてほしい!そして、以前から仲の良いフォロワーさんの家にお泊りさせてもらい、ライブDVDの鑑賞会をしたのも楽しかった。やはり、持つべきものは愉快なオタク友だち。

 CCさくら展に行ったのもこの月。いろんな種類のやさしさが溢れる、最高の空間だった。ひとりで行って、入って数分で泣き、原画コーナーでまた泣いた。ひとりシクシクしているところを高校生2人組に二度見された。

f:id:crazyaboutthem:20191222162412j:imageこんなのオタクの夢じゃん。

8月

 インターンと課題に追われながらも、合間合間のオタ活のおかげで元気に乗り切った月。まず、シングルの予約イベント。ステージに割と高さのある会場で、席が前方だったためかなり見上げる体勢になり、2部続けて参加したら首が動かなくなった。イベントはすごく穏やかな雰囲気で過ごしやすかった。ここ最近急激に治安が良くなっていると思う。うれしい。

 あと、8月の個人的大ニュース。ジャニーズJr.にハマった。というか、Snow Man佐久間大介くんに出会ってしまった。Jr.に詳しい友だちにこの話をすると「なんで!?全然タイプじゃないじゃん!」と驚かれるのですが、わたしは「メンカラがピンクだったから」と返しています。事実です。これは出来たらひとつの記事にしたいところ。

 

9月

 京まふ全滅にキレつつ、『SHOW MUST GO ON』で最高の時間を過ごした。これは全編dアニメストアで配信されるはずなので皆さん見てください。笑いあり涙あり、目でも耳でも楽しめる、満足感の凄いイベントでした。

 あと、AD-LIVEのLVも一公演だけ観られました。とんでもないカオス回を引いたので、腹筋は鍛えられたものの、今年の公演の雰囲気をまだ掴めていない。来年の振替公演に期待。

 

10月

 『鬼滅の宴』のLVに参加。覇権ジャンルの愛とプライドと(資金面での)余裕を感じた。役者陣の迫真の演技は言うまでもなく、推しの全力ブリッジが忘れられない。

 そして、京都で開かれた『幾原邦彦展』に行った。どこを見ても好きなものしかない空間だったので、そんなに広くない会場だったのに全部見るのに二時間以上かかった。絵がうまいひとはすごい。幾原作品は宇宙。ピンドラは人生。

f:id:crazyaboutthem:20191222162715j:imageこれは可愛い河童。

11月

 シングルのリリイべがあった。Soul Flagをのびのびと、心から楽しそうに歌う姿に元気をもらった。音楽ってやっぱりコミュニケーションツールで、演者が楽しいなら観客も楽しい、その逆も然りなのだと、改めて肌で感じたイベントだった。

 Snow Manのことで思い出深いのは、ベストアーティストでのデビュー曲初披露。ひとりで観る勇気がなかったので、友人(さっき紙幣作ってた人)(ジャニーズが会社の名前であるということすら分かっていない)にお願いして一緒に見てもらった。佐久間くんが大活躍していることに感動して呆然としていたら友人に「おめでとう」と言われて我にかえったことを覚えている。

 

 12月

 憧れの誕生日参戦ができた!!正直、日程だけを理由に参戦を決めたので、満足感の足りない現場でもしょうがないな…と覚悟していたものの、そんな失礼な心配をしたことを恥じるレベル。さすがイベント慣れした売れっ子声優たち。トークが上手い。天丼が上手。映像が残らないからってやりたい放題だし。たくさん笑わせてもらいました。イベント後にフォロワーさんとたくさん話せたのも楽しかった。若手界隈の話聞くのってなんであんなに楽しいんだろう。

 

 

 

 

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 ざっとこんな感じですかね!今年はまたしても受験勉強を始めたので、たくさん遠征するのは正直難しくて。絶対に行きたいものだけに絞ってほとんど留守番だったのですが、逆に言えば絶対に行きたいものは行けた(鬼滅関連は除く)(鬼滅ほんと当たらない)ので、後悔は残っていないです。満足感は無いですが。

 こうして見ると、わたしは友だちとフォロワーさんに助けられて楽しくオタクできているんだなとしみじみと思います。仲良くしてくださってる皆さん、ほんとうにありがとうございました。来年も宜しくお願いします。

推しの初主演映画に関する個人的記録(後編)

前編を書いてる時からそんな予感はしてましたが、2月以降のことは全然真面目に書き続けられませんでした。長い間大した動きがなかったせいでもあるんですけど、この記事を書き始めたのは3月が終わろうとしている頃です。丸2ヶ月もサボってしまった…。とりあえず、2月の頭のことから書き始めます。

 

 

2月5日

公開日発表

2018年の誕生日は主演舞台やってて、2019年の誕生日は主演映画やってる推し、スターすぎる。

 

2月27日

まさかのアンケート

関西イケる気がしてきた

 

3月22日

主題歌発表&本予告公開

 最 高 。

全人類見て。いやマジの映画やん!(もう観たんだから知ってるでしょ!)

 

4月2日

メイキングDVD発売

 

とはいえ、やっぱりメイキングだから、映画観てからの方がいいかな〜という当たり前の感想を持ちました。なんで一般公開前に発売した?

 

4月9日

近畿、東海での公開が決定

本当なのかわからないけど、見に行けるのかも分からないのに前売り券を買ったオタクたちの気持ちが報われた気がしてめっちゃ嬉しかった。

 

4月19日

遂に公開!!

祝公開!監督とプロデューサーさんがトークショーをしてくださってました。

 

4月20日

日舞台挨拶

 

貼った記事は個人的に写真が好きだったやつです。

なんでわたし応募すらしなかったんだろう!?今年のオタ活に悔いが残るとしたらこれです!というか去年も誕生日逃したし、いちばん大事な日を何故わたしはみすみす逃す…?…いやそんなことはどうでもいいですよ、映画公開とお誕生日おめでとうございます!!!

 

4月21日

誕生日当日!

主演俳優の誕生日効果もあってか、公開週の土日どちらも満席という嬉しすぎる結果に!

 

 

 6月9日

やっと大阪で鑑賞

ついに地元・大阪で、仲良しのフォロワーさんたちと鑑賞。二回目だったので、映画祭のときよりは落ち着いて観られました。お昼は宗教上の理由で唐揚げ屋さんに。ノリの良い友人たちでよかったです。

 

 ちなみに、大阪の映画館では土日の回を中心に完売が相次ぎ、追加上映をたくさんしていただきました。最終的に、当初の予定の倍の回数まで。嬉しい、、、

 

6月18日

レイトショーにて再度鑑賞

 下野さんのファンではない友だちを引き連れてレイトショーに。平日の夜なのに結構席埋まっててびっくりしました。

 

 スクリーンで観るのは最後だと思いながら観たので、映画が終わりに近づくにつれ、11月からのいろんなことが頭の中を駆け巡って、無性に寂しくなってしまいました。

 

  発表の日から、この人のファンをやるのは本当に楽しいな〜〜と、ずっと思ってました。彼を応援していると、それまで知らなかった世界に出会えます。

 わたしは普段ミステリーばかり読んでいるので、自分からは手に取ることのないSFをじっくり読むのは久しぶりで、新鮮でした。

 いわゆるミニシアターに行ったのは初めてでした。レトロで静かな空間が好きなので、館内の椅子でぼーっと待つのもなんだか楽しかったです。

 映画館の大きなスクリーンで大好きな人のお芝居を観るのも初めてでした。そんな貴重な経験ができたこと、すっごく嬉しかったです。いろんな思い出も込みで、大好きな映画になりました。

  大阪で上映してもらえたことも、昼も夜も上映してもらえたこともすごく有り難かったです。シネ・ヌーヴォさん、ありがとうございました!

 

6月28日

DVD発売決定

クロノス・ジョウンターの伝説 [DVD]

クロノス・ジョウンターの伝説 [DVD]

 

DVDが出ます!!!やったーー!!いろんな映画館で上映されたとはいえ、どうしても観られなかった人もたくさんいるはずなので、絶対絶対見てほしい!!!Amazonならちょっと安いよ!!

 

記録用の記事だったのに宣伝記事になってしまった。

 

 また何か大きな動きがあれば追加するかもしれないですけど、とりあえずわたしの中で一旦ひと段落ということで。発表から半年と少し、なんやかんやありつつも、ずーっと楽しかったです。ありがとうございました!

 

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ファンレターに関するいろいろ

先日、とある声優さんの沼に突然落ちた友人に、「ファンレターってどう書いたらいいの?」と聞かれまして。あれこれ聞かれて答えるうちに、書き方マイルールがなかなか固まってきていることに気づいたので、整理がてら個人的なファンレターの書き方をまとめてみました!

 

 

1.便箋、封筒、筆記具等

ロフト等で買う一般的なレターセットです。色や柄などにこだわりは特にありませんが、先日すごく好みのレターセットに出会ったのでまとめ買いしました。使い切るまでは同じものを使うつもりです。

封筒、便箋ともに、何の変哲もない黒のボールペンだけで書きます。色気皆無。フリクションはインクの色が好みじゃなくて使わないので、誤字したときは叫びながら便箋を丸めて捨てます。

 

2.宛名

普通に、漢字で『フルネーム+様』です。プレボに入れるときは、ミスで他の人に渡ったりしてしまわないように、封筒に大きくしっかりと書いてます。本文中での呼び方は『苗字+さん』です。

 

3.書き出し

イベントのプレボに入れるときは「○○開催おめでとうございます!」、何らかの感想を送るときは「○○出演、お疲れ様でした!」「○○発売おめでとうございます!」みたいな感じです。時候の挨拶を入れるときもありますが、入れるにしてもカジュアルめに書いています。

 

4.内容

わたしがファンレターを書くのは何かの感想を伝えたいときなので、彼の出演作やライブなどを見て感じたこと、考えたことをみっちりと書きます。「〜なところが良かった」「〜が楽しかった」の羅列で、マイナスなことは一切書きません。そもそも推し個人にマイナスの感想を持つことはまず無いですが、『受け取り方によっては批判的に見えるかもしれない』表現も使わないように気をつけています。

ネガティブな意見でも届けることは大切なんだろうな、とは思うのですが、そのような意見も結構受け取ってることはブログから察せられるので、そのへんは他の人に任せて、わたしくらいは全肯定でもいいだろうと思っています。

文体は一切崩すことなく敬語。自分で読み返して「堅っ…」と思うくらい、しっかりめの敬語です。

 

5.締め

ここに時候の挨拶といいますか、季節ごとの結びの言葉を使うことが多いです。「~な季節ですが、どうかご自愛ください」みたいな感じですね。無難。

ちょっと前までは、あまりにハードスケジュールな推しが心配で仕方が無かったので「お忙しそうで心配です」「ご無理なさらずに」みたいなことを毎度書いていたのですが、そんな手紙を貰いすぎたのか、ご本人からブログで「そんなに心配しなくていいよ」と言われてしまったので、そういう書き方はやめて、前述の教科書通りの結びに落ち着きました。

自分の名前は、最後にフルネームで書いています。住所は郵送の場合に封筒に書くだけです。

 

6.頻度

「書きたい!!!」と思ったときだけです。推しのスケジュールに依りますが、去年は年間5通くらいでしょうか。以前は短文でもいいから現場の度に書いていたのですが、義務じゃないし、そもそも、あんな忙しい人の時間を割いて読んでもらう手紙がそんな適当なものでいいのか…?と思うようになったので、絶対に書きたいと思ったときだけにしました。プレボと郵送の比率は半々くらいですかね。

 

7.手紙の長さ

できる限り便箋3枚以内に収めるようにしています。できる限り。4枚になってしまったときは、締めに「長くなってすみません」と添えます。

 

8.下書き

これがま~~~~~疲れる。

ここまでの7つの項目はわざわざ書く必要がないくらい一般的だと思うんですけど、わたしが唯一多少こだわっているのはここですね、下書き。手順をざっくり書いてみますと、

①書きたいことをとりあえず書いてみる

「書きたい!!!」の勢いで、思ったことや伝えたいことを、iPhoneかPCのメモ帳にとにかく書きます。絶対にデジタル。箇条書きとまではいきませんが、話の順序やつながりは気にせず、とりあえず感想を書き出します。とんでもない長さになります。

②一晩おいて翌日に読み返す

ハイテンションで書いた文章を、翌日に冷静な状態で読み返して、変じゃないかを確認します。大概「何言ってんだコイツ」となるので、欠かせない工程です。ここで結構削ります。

③要約、並び替え

できる限り短くしたいので、「まぁ無くてもいいか」と思う部分を削ぎ落とします。ここで一気に短くなります(最初がどれだけ無駄だらけなのかがよく分かる)。そしてこの時点では『最低限書きたいことがただ並んでいる状態』なので、話の流れが自然になるように並び替えます。この工程が必要なため、下書きは絶対デジタルなんです。切り取りとペーストを繰り返して、接続詞に頭を悩ませながらなんとか手紙の形にします。このあたりで疲れてやめるのでまた翌日に持ち越します。

④最終調整

翌日また冷静に読み返し、自らの文章のつまらなさにがっかりしながら細部を調整します。説明不足かもしれない文があれば補足したり、漢字と平仮名のバランスを調整したりします。わたしは③の段階で文章を短くしたいがために漢語を多用した結果文章が堅くなりすぎることがあるので、ここで和語に戻すこともあります。この調整で少し長さが復活します(だめじゃん)。

 

大体こんな感じで、時間はかかってないけど日数だけかかった下書きが完成します。ちなみにこのブログもほぼこの書き方で、公開前に絶対に一日寝かせます。一回冷静にならないと正しい判断が下せない。

ツイッターは完全に脳直でやっているのですが、誤字脱字、語順崩壊パラダイスに突然のポエマー出現等ほんとうにひどいので、しょっちゅうツイ消ししてしまいます。インターネット向いてない。

 

9.漠然としたマイルール

・ネガティブなことは書かない(もう言った)

・自分語りは控える(全然悪いことじゃないと思うけど、2年前くらいに出した自分語り満載レターを未だに悔いているので、わたしには向いていないというだけ)

・封筒を糊で閉じない(移動中に読んでるとか聞いたことあるのでサッと開けられるように)

・字が汚いのはもうどうしようもないのでせめて丁寧な字で書く(書けた!という達成感のあとすぐに字が汚い悲しみに襲われる)

・略称、オタク用語など使わない(それはそう)

 

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ファンレターに特にこだわってない人間であることがばれるだけの記事になってしまった!センスや画力があったら見た目に楽しいファンレターを作ったりしてみたいものですが、残念ながらわたしにはできないので、『読んで不快にならない手紙』をつくることに気を遣っている感じです。

 

わたしの場合は1通書くのにめっちゃエネルギー使うのであまりたくさんは書かないですが、ファンレターという文化は、推しとオタクの連絡ツールのような雰囲気があって好きです。下野さんはよく自分のブログでお返事みたいなことをしてくださるから余計にそう感じるのですが。そして、はてブロのファンレターに関する記事読むのも大好き。書く人増えますように。

 

 

 

推しの初主演映画に関する個人的記録(前編)

2018年11月28日午前0時、わたしの推し声優が主演を務める映画が公開されることが発表された。わたしはその日に限って早寝しており、その情報を見たのは朝の6時半。電車に余裕で間に合う時間に起きたにも関わらず、それを見てからスマホを手放すことができず、駅まで猛ダッシュする羽目になったことを記憶している。

 

初主演映画の公開は一生に一度。大切な思い出として様々を残しておきたいので、11月28日からの気持ちや出来事を記録していこうと思う。ちなみにこの記事を書こうと思い立ったのは12月7日であり、それより前の日付の文章は自分のツイートを元に記憶を掘り起こして書いたものである。

 

11月28日 朝

情報解禁

朝6時半、フォロワーさんのリツイートでこちらのツイートを発見。

起き抜けの脳みそに大打撃、思考が完全に停止。

久しぶりにツイッターを見て呼吸が浅くなって、なんだか胸がざわざわした。これは、見たツイートが悪かったのだが(決してモバコンさん批判ではない)、淡い色に加工された2枚の写真と『ラブストーリー映画』の文字がまず目に入り、いわゆる純愛モノをやるのかと早とちりしたからである。

慌てて調べるうちに、原作はSFでもあり、恋愛だけが扱われるわけではないと分かった。

そして原作のあらすじとポスターを知り、「あ、これなら分かるわ」という思考に変わった。

わたしが驚いたのは、『実写映画で主演』ではなく『実写でラブストーリー』だったから。

 

自分のファンの趣味嗜好と気持ちを恐ろしい程に分かっている彼が、ラブストーリーという『嫌う人はとんでもなく嫌う』ものを演るなんてことがあるのか…?という点が、わたしにとっては大きな疑問だった。

 

わたしが『実写映画』自体にさほど驚かなかった理由としては、まずひとつは、「映画出ませんか」って言われたら「出ます」って返事をするのが容易に想像がつくから。次に、『慣れてきたから』。

正月にアーティストデビュー決定の知らせがあったり、何でもない日に実写ドラマ出演情報や主演舞台の決定を聞かされたり、VR作品が出ますとか言われたり、突然の突拍子もないニュースにはもう慣れた(今回も動揺したとはいっても、VRのときの取り乱し具合には遠く及ばない)。

もちろん、彼の表情のお芝居がとても素敵なのを知っているから、あれを大画面で見られるなんて最高じゃん、という気持ちもある。

このように、わたしがこの報せに関して抱いた気持ちは「楽しみ」というのが主だった。またわたしのTLでは好意的に受け取っている人が多くを占めていて、朝の段階では「関西の映画館でもやるかな…映画遠征かな…」ということしか考えていなかった。

 

11月28日 昼

複雑な思い

ツイッターのトレンドを見て愕然とした。

声優の下野紘が実写映画に初主演 複雑な思い抱えるファンも

上の文章は、本件に関する公式モーメントのタイトルの引用である。見た瞬間、「やめろ」と思った。

ファンは千差万別だ。わたしのように喜ぶファンもいれば、悲しむファンも、ともすれば怒るファンもいるだろう。当たり前だ。ネガティブな感情を抱くことも、それを発信することも全く悪くない。わたしが嫌だったのは、「複雑な思い」だけをタイトルにされたことだ。

トレンドは人によってカスタムされてるとはいえ、アニメにある程度関心のある人にはまず確実にトップに表示されていただろう。『それほど多くの人の目につく=おそらく本人の目にもつく』場所で、ネガティブな意見だけが目に入るような見出しをつけられたことが、なんだか腹立たしかった。

 

しかし、わたしの狭すぎるコミュニティでは見られなかった考え方に気がつくきっかけにはなった。ざーっと見たところ、以下のようなツイートを見かけた。

  • 推しのラブシーンなんて見たくない
  • 顔ファンが増えるのが嫌だ
  • いずれ声優ではなくなってしまうのでは
  • なんだか遠くに行ってしまうような気がする

 

これらについての、能天気なわたしの考えはこんな感じ。

推しのラブシーンなんて見たくない

 →わかる。というか夢入ってる人はみんなそうだろう。わたしは下野さんには夢ではないので、一回ちょっと見てみたいな、ぐらいの気持ちだけど、嫌な人はめちゃくちゃ嫌だと思う。

顔ファンが増えるのが嫌だ

 →下野さんの顔を知らない層はあまり観に来ないのでは…?というか顔ファンの何が駄目なのかあまりわからないのでこれはイマイチ理解できない

いずれ声優ではなくなってしまうのでは

 →これは理解はできるが共感はできない。ダンスと歌をやるライブや舞台など、声優以外の仕事をするときいつも『声の仕事に還元できる』と言う彼に対して、そのような不安は一切感じなかった。

思ったより強い口調で言ってて自分で笑ってしまったが、11月28日から変わらずわたしはこの意見である。 

なんだか遠くに行ってしまうような気がする

→うん、わかる。というか、朝にこの報せを見たときにわたしの胸をざわつかせたものは、今思えばこの気持ちだった。しかし、わたしのそれは、認識する前に消えてしまった。

 わたしが、心理的に『遠くに行ってしまう』と思わなかったのは、2018年夏のツアーで、この目で見たものがあるからだった。Ever Redを歌いながらあんな目で客席を見渡してくれる人が、ファンとの場所を遠ざけたりするわけがない、と心から思う。

 だけど、物理的な意味、つまりファンが増えてチケットが取れなくなる、会えなくなるという意味ならば、それはめちゃくちゃ嫌だ。わたしはチケットが欲しい。とは言っても、わたしは次こそパシフィコを埋めてほしいという勝手な願望を2016年から抱えているので、正直、「やった!ファン獲得チャンス!」とも思った。

 結論、この日のわたしの気持ちとしては、「楽しみ」「とにかく売れてほしい」(←これ言いすぎて何回言うねんって言われた)「全国の映画館でやってほしい」くらいだった。能天気な人間で本当によかった。

 

11月29日 夜

意外なところからの救済

まさか『声優と夜あそび 木曜日』<視聴サイト:声優と夜あそび - 月曜日 | 【Abemaビデオ】見逃しても無料で見れちゃう!>に救われる日が来るとは思わなかった。以下は、下野さんの主演映画についての谷山さんのお話。

「何やろうがあいつはね、遠くに行くようなタイプじゃない、ていうか遠くに行けるような人間じゃないから」

「遠くに行ってそんなデンと構えるようなヤツじゃないの ファンが1番分かるでしょうよそんなの」

わたしはこの番組とあまり相性が良くないのだが、初めてこの番組に心から感謝した。

そして、彼の言葉と言い方にすごく安心感を得てしまい、「あれ?実はわたし結構不安なのでは?」と思ってしまった。

 

12月3日

ひと安心

やっと原作を読了(手元には早いうちにあったが忙しすぎて読めなかった)。

下野さんが演じる役がすごく『下野さんっぽい』ことに、わたしはとても安心した。

まっすぐで不器用な吹原和彦と彼はすごく合うだろうと思ったし、何より吹原は、わたしの好きなタイプのキャラクターだった。素直に、映画をはやく観てみたくなった。

そして、やっぱり気にしていたラブロマンス要素のことも。読んだ感想としては、「なるほど」の一言だった。

確かにラブストーリーではあるが、この雰囲気なら、拒否反応を起こすオタクはそれほど多くないだろう。それも非常に安心した点だった。

 

12月5日

気まどう更新

 

こんなん泣いてしまう。

これは個人的な予想だが、わたしは11/28の気まどうを読んだとき、彼はファンの『複雑な思い』を見てしまったのではないか、と思った。だから、まるでセンシティブなことみたいに、触れることすらできてないんじゃないかと(まあ、モーメントを見たことに関してはまず間違いないだろうけど)。そしてこれも予想の範疇ではあったが、彼に直接伝えた人もいたらしい。

繰り返しになるが、いろんなファンがいて当たり前だ。それこそ、豊洲PITが埋まるくらいファンがいるんだから。ただ、わたしは、推しに何度も同じことを言わせるオタクにはなりなくないな、と思ってしまった。あと、わたしはネガティブな気持ちはできる限り彼にはぶつけないでいこうという気持ちも新たにした。

たまにこういうふうに気持ちがざわつく原因になってしまうこともあるけれど、下野さんのブログの「ファンレターを読んで・・・」と題された記事は毎度とてつもなく優しい。これだから好きなんだ、と思わせてくれる。

 

 12月7日

花ゆめラジオ更新

ありがとう、ギリギリスケジュール。ありがとう、割となんでも話せる番組。以下、花ゆめ第153回のふたりの会話文字起こし。

下野「元々ぉ、えっとー、その蜂須賀さんっていう監督さんがいらっしゃるんだけど、その監督さんの(中略)アテレコというかアフレコというか、そういうのに参加させてもらったのね。」

「今度、映画撮るときに、是非とも下野さんに、あのー、映画に出ていただいて、あのー、約束しますのでって」

「ワタクシもいい大人でございますから、(中略)社交辞令のひとつであろうと」

 

下野「(マネージャーに)『なんか映画やるって言ってますけどどうします?』って言われて『あー、じゃあ是非とも』って言ってぇ、台本もらったらぁ、明らかに一番最初に名前があるわけ」

島崎「役とか確認しないで受けたんですか」

下野「受けた(笑)あっはっはっはっ」

 

 

 

 

 

なんでたまにそういうエキセントリックなことするん!?!!???

普段気にしいで慎重派なのに!!なんで!?いや誘われたら受けるだろうなとは思ってたけどそのレベルだとは思ってなかった!!脳内の文字サイズが大きくなったからついはてブロ開いちゃたよ!

 

12月12日

お披露目の場、決定

映画祭自体は前から予想してた通りだったので(↓証拠)

特に驚くことはなく。

まあ、行きますよね。舞台挨拶が無くても行くって決めてたのに、推しに「秋葉原映画祭で会いましょう」なんて言われたらね、そりゃ行きます。わたしは何が何でも初公開の場に立ち会いたい。絶対に行く。

 

12月15日

チケット戦争

朝10時のプレミア上映会チケット発売に合わせ、友人3人の手助け&携帯2台&PCの全力で挑むも惨敗。が、どうしても諦められず、久しぶりになりふり構わずチケットを探し、素敵な方にお譲り頂くことができた。

ああ、よかった。初主演映画の初公開の場所に居られる。本当によかった。

 

12月21日

新商品告知

>>>公開に先駆けて<<<

起承転結つきましたね

 

1月12日

遂に公開

秋葉原映画祭、プレミア上映当日。東京都心で初雪が降った日だった。

会場である神田明神ホールはこの日がこけら落としで、上映前にその記念式典があった。外はかなり寒かったが、映画祭はすごく暖かい雰囲気だった。いろんな人が沢山頑張ってこのイベントをつくっているんだな、とすごく伝わる開会式だった。

そんな式が終わり暗転してすぐ、心の準備をする間も無く映画が始まった。そこから、スクリーンに釘付けになった。あっという間の90分。推しの名前から始まるエンドロールが流れたとき、やっと力が抜けて溜め息が出た。

 

めっちゃくちゃ面白かった。

オタクの「贔屓目なしに」なんて中学生の「全然勉強してない」ぐらい説得力のない言葉だとは分かっていても言ってしまう。贔屓目なしに、純粋に面白かった。

正直に言うと、期待値は低めに設定していた。だって、二日前の『声優と夜あそび』で、下野さんが映画の仕上がりに関して自信なさげだったから(夜あそび見る前はかなり高いとこに設定してたんですよ、ほんとに)。

そして、いい意味で完全に裏切られた。よく考えたら、あの人が即興ソング以外のことに自信を持ってる様子なんてほとんど見たことが無かった。なんで気づかなかったんだろう、こんなわかりきったこと。まだ見てない人、期待していいです。オタクが勝手に自信満々で宣伝します。ちなみにわたしはどこで見られるかすらわからないのに前売り買いました。

 そして、原作のある作品の映画化となるとどうしても気になる改変に関しては、この作品はかなり忠実に原作を再現しているといえると思う。ただラストは全く違うので、映画を見てから原作を読むと少しびっくりしてしまうかもしれない。あと、原作を読んだ時に「これなら大丈夫」と思っていたロマンス要素は思ったより足されていたので、そこはあまり原作をあてにしない方がいいかも。

舞台挨拶の記憶は、トーク時間が短かったのもあって正直あんまり無い。井桁さんがとてつもなくお綺麗だったこと、写真撮影タイムがなんか面白かったこと、女の子の反抗期について大真面目に語る様子がすごく彼らしくてニコニコしてしまったことは覚えてる。この舞台挨拶もすごく穏やかな雰囲気で、いいイベントだった!

 

1月16日

気まどう更新

こんな嬉しいことあるかよ・・・(追伸に注目)。

 

「ちゃんとしてるね」

に関しては、この日の下野さんの雰囲気の影響だったと思う。いつもとはなんだか違う表情をしてらして、普段のようにキャーキャー言える感じではなかったから。お酒の失敗談を語るあたりから表情が解れ始めて、段を降りるときに両手を振りながらハケる姿を見てやっと「あ、下野さんだ」って思えたくらいだった。

ま、現場でのオタクの態度が推しの評価に繋がる証拠でもあるからね、普段からお利口にしてようね

 

 

 

 

 

 

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さて、もう7,000文字をゆうに超えてるんですけど何なんですかねコレ。今ざーっと読み返したら常体敬体くっちゃくちゃだし読みづらいし、自分用感がすごすぎるけど、とりあえず11月〜1月編として公開しておきます。そして多分2月以降編も書きます。多分ね。

 

とにかく!「クロノス・ジョウンターの伝説」、ヒットしますように!

わたしはシャイニングかるたが欲しい

こちらの方のブログと、嵐さんのグッズを見て、「わたしもシャイニングかるた欲しい…」と思ったので勝手に考えました。

ルールもこちらの方を参考にさせていただきまして、

  • 同じ曲からふたつ以上選ばない
  • 濁点は無視できる

ことにしてます。

実際の作詞が誰かは気にせず、シャイニング事務所所属タレントの曲だけ、と決めて作りました。いや、実際も何も全部シャイニング事務所のアイドルたちが書いた詞ですけど。ではいきます。

 

I love you 365日ゼンブ 捧げて欲しいMy princess

Shining☆Romance/ST☆RISH

 

“今以上綺麗にはならないで”なんてエゴだよね

Still Still Still/四ノ宮那月,一ノ瀬トキヤ

 

We are ...and, You are ST☆RISH

WE ARE ST☆RISH!/ST☆RISH

 

「永遠」と云う名の きら星のリングを その薬指に

マジLOVEレジェンドスター/ST☆RISH

 

大人になること 最初は怖かった 空の色が変わる気がして

虹色☆OVER DRIVE!/一十木音也

 

過去も現在も何もかも 誇りある地位も捨てよう

純潔なる愛-Aspiration-/カミュ

 

君はたぶんKISSをする すべてを任せて… 

QUARTET★NIGHT/QUARTET★NIGHT

 

車のシートで眠る天使が 夢を見続けられるようにと カーブは優しく手を返そう せめて少しの安らぎを

NEVER…/寿嶺二

 

ケリ入れたくなるようなone's past それでもmy bright road

WILD SOUL/黒崎蘭丸

 

恋するのも愛するのも 最初で最後の君へ 一緒になろう

木漏れ日ダイヤモンド/一十木音也

 

さあ今ここに始まる キスよりすごい音楽たち

Welcome to UTA☆PRI world!!/ST☆RISH

 

信じることを逃げない為に 愛することを喜ぶ為に

BE PROUD/黒崎蘭丸

 

ST☆RISHは (Lighting) 君だけに永遠に煌めく スタージュエルに

天空のミラクルスター/ST☆RISH

 

世界を越えて ひょっとしたら宇宙も ロックで繋がるんじゃない?

BRAND NEW MELODY/一十木音也

 

そう俺は生きる お前のそばで

オレサマ愛歌/来栖翔

 

だって君をマジで守りたいから

マジLOVE1000%/ST☆RISH

 

Cheer up (Go)  Cheer up (Go) 応援しよう 頑張る君を

一緒にHang in there ♪/ST☆RISH

 

強く燃えている 夜空のオリオン あんなふうに ハートの炎の赴くまま 生きればいい

オリオンでSHOUT OUT/四ノ宮那月

 

照れくさいセリフが言えず 黙ってぎゅっと冷たいその手握りしめた

BLUE×PRISM HEART/聖川真斗

 

遠ざければ遠ざけるほど その笑顔に溺れてく

騎士のKissは雪より優しく/聖川真斗

 

涙なんか 明日の光に変えちゃいましょう

RAINBOW☆DREAM/ST☆RISH

 

虹色したジェットコースターで この世界をぶっ飛ぼうよ!

GO!×2ジェットコースター/来栖翔,四ノ宮那月 

 

脱がさないで (Mellow×2 Chu)これ以上見せられない

Mellow×2 Chu/神宮寺レン

 

ねぇ…神様? ボクに心がふっと宿ったとしたならば 彼女と同じ感情の たった一雫…叶えてください

Winter Blossom/美風藍

 

Not bad それがおれの生き様

Not Bad/黒崎蘭丸

 

初恋はまるで桜だ 命を燃やして また春に

初恋をまた始めよう/来栖翔

 

ピースがいつも足りないような気がしていた 心の欠片  何処にあるのだろう?

Innocent Wind/美風藍

 

プリンスは 永遠に 君の為に 歌い続ける

マジLOVEレボリューションズ/ST☆RISH

 

Betしよう 全て賭けて

ROULETTE/一ノ瀬トキヤ,一十木音也

 

星の名を背負うならば 煌めき歌え

ウルトラブラスト/ST☆RISH

 

迷ったなら空を見上げ 7つの名を呼んで

マジLOVE2000%/ST☆RISH

 

未来地図にあったもの 夢追い人の絆と ありがとうを込めた日々

未来、夢、ありがとう…そして!/ST☆RISH

 

胸の鼓動のリズム 誰もが持つ音色 一人じゃないことを知った 奏で繋がる絆

星のファンタジア/愛島セシル

 

めちゃくちゃに大ハッピーな 思い出にしよう

ファンタジック☆プレリュード/ST☆RISH

 

盲目な程の愛の歌 惚れたお前に男道

恋桜/聖川真斗

 

柔らかい髪 小さな手のひら 守るように 全て抱きしめた

I swear.../聖川真斗

 

夕陽が舞う教室で 君だけを見ていた

世界の果てまでBelieve Heart/神宮寺レン

 

弱い姿を見せられる人はキミだけ

Give Me True Love/神宮寺レン

 

ラッキーハッピー☆ くるくるぴょこりん☆

☆YELL☆/四ノ宮那月

 

リードしてア・ゲ・ル キミはもう…クラクラだろ?

溺愛テンプテーション/寿嶺二

 

ルージュに隠した Real lip 言葉にできない Secretなハート

月明かりのDEAREST/美風藍,カミュ

 

レジェンドのその先へ 神の領域へのWonder light

God's S.T.A.R/QUARTET NIGHT

 

Rockなフィーリング 感じろよ?ゼンブ

QUARTET★NIGHT/QUARTET NIGHT 

 

私のこの笑顔知る人は君しかいない 100年先も

My Little Little Girl/一ノ瀬トキヤ

 

 

 

 

 

 

 

以上~!いくつか無理矢理なやつありますが、探すのめっちゃ楽しかったです。『こ』は、

今宵はほら二人で1000%LOVE

(マジLOVE1000%/ST☆RISHより)

 にするべきなんだろうな~とは思いつつ、音也くんのが良すぎて譲れませんでした。

これ誰推しなのかによってだいぶ変わりそうだなと思うので、他の方のも見てみたいです!